三日間続いた三島の夏祭りが終った今朝は、仮設建屋の撤去作業で鉄管がぶつかる音がそこかしこから聞こえる。いつもの風景が戻る。相変わらず暑い。午前中は沼津市の東邦印刷へ赴いて安藤信哉画集の印刷立会い。職員が丁寧に応対してくれる。いいものが出来る予感。
時間に余裕があったので、きょうが初日の岡部稔展へ行く。マチス晩年の切り絵作品「JAZZ」の発展形のような作品が最も興味深かった。
ロナルド・A・ノックス『陸橋殺人事件』創元推理文庫1982年初版を読んだ。1925年の刊行。死体を発見した四人が素人探偵ぶりを発揮して、さまざまな迷推理を展開。そしてあっけない真相が明かになる。古き良き時代の推理小説だ。
《「つねに真実を語ること。それで誰も信じなくなる、という教えがあるからな」》103頁
《「現代人の四分の三はみんな、理論を尊重するのあまり、正しい考え方から逸脱している。きみの場合は、きみ自身が組み立てた理論だからまだしもだ。他人の所説を借用した受け売りの解釈じゃなかったものな」》254-255頁
ネットの拾いもの。
《 子供の頃、『新しい朝が来た』っていう歌詞を『新しい母が来た』って勘違いしてて
朝っぱらからハードな歌だよなあと思いながらラジオ体操してた。》