昨日の日録に”画集とはえらく違う”と書いた画集は、中学生の時に購入した『富嶽三十六景』講談社1964年初版だが、編者の言葉。
《 初刷の特色はその冴え冴えとした色調にある。 》
と記されているが、印刷と実物とはえらく違うのに驚いた。もう一冊、『東海道五十三次』講談社1964年初版も、印刷と実物の違いに驚いた。改めて画集を開いて 確認。後者には毎日新聞1984年4月9日夕刊の挟み込み。「広重の絵にミステリー 東海道五十三次」「足の指が六本!!」「55枚中に7枚も」「ユーモアか偽作防止か」 の見出しが踊る記事。「東海道五十三次・三島」の足の指が六本の拡大図。昨日知人に単眼鏡を手渡して観てもらった。彼も確認。上記編者の楢崎宗重の話。
《 「五十年以上、広重を研究し続けているが、全く気づかなかった。広重の画業の美的価値はゆるがないが、百五十年間も指摘されることのない発見で、驚いている」 と話ている。 》
未明から朝、台風並みの春の嵐。蒲団でぐずぐず。十時間強寝てしまった。午後も昼寝。
ネット、いろいろ。
《 結局アニミストたちは、近代人風に「内部に魂が宿る」式の宿りかたで動物がそれなりに「人間」の魂を宿していると考えているわけではないのだ。 さまざまなノンヒューマンを含めた世界を記号過程として捉えた場合、それら全体の眼差しが綾なして造られているのか「人間」の魂だと考えているのだ。 》 清水高志
https://twitter.com/omnivalence/status/985154994188926976
《 内部に宿っていないから、魂も霊魂もカミも到来する。。内部から、過去から精神が外部へと拡張するというのが近代的な考え方だが、 アニミズムではむしろ反対になる。これがまれびとや貴種流離の話とも繋がってくる。 》 清水高志
https://twitter.com/omnivalence/status/985158275262902273
西洋人は、北斎を我が同時代人(近代人)とみなし、広重を前近代人とみなしたという。広重を身近に感じる私。
《 中空のうつほなものに、霊や神が宿ってやってくる。こういう日本人の感覚も実にアニミズムだ。 》 清水高志
https://twitter.com/omnivalence/status/985157241455050752
北一明の茶碗や花生に上記を感じる。
《 闇に咲く花 》 NHK NEWS WEB
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180413/k10011401391000.html
《 731部隊の構成全容明らかに 国立公文書館が名簿開示 》 京都新聞
http://www.kyoto-np.co.jp/top/article/20180414000132
《 TLに流れてきた映画の解釈について。公開当時は評価されなかった作品が後年評価されること。二つ理由があると思う。
1、試みが当時は新し過ぎて人々が追いつけなかった(アートで時々ある)
2、解釈の仕方の幅が広がって、駄作とか古臭いとかいわれたものの良さを発見できるようになった。 》 大野左紀子
https://twitter.com/anatatachi_ohno/status/985090837523546113
《 創作、芸術分野においては、有識者の意見ほど役に立たないものは無い。 》
《 ある彫り師の方から「なぜ私たちを弁護してくれるのか」と聞かれて、「権力と戦うのが弁護人の正義だから」と答えた。
その方は「今までずっと、警察が正義だと思っていた」と言った。
当事者になって、初めてわかることがある。 》 弁護士 亀石倫子
https://twitter.com/MichikoKameishi/status/984772126828773376
《 昨年、年金事務所に定年後の受給出来る金額を確認しに訪問した。本当に支給年金の金額は少ないです。60歳まで一生懸命働いて、 定年後は趣味の世界に没頭しようとの思いは桜の花びらの如く散りました。安倍政権の言う「一億総活躍社会」の本音は「死ぬまで働け!」です。 》 原 正美
https://twitter.com/HMasami319/status/984992783948644352
《 尾道の銭湯で体を洗っていたら、浴槽に浸かっている外国の人が少したどたどしい日本語で「そうです、わたしはトーマスといいます。 さいきん結婚したのですが、そしたらみなさんから "既婚者トーマス" とよばれるのです」と言っているのが耳に入って少し笑った。 》 U-zhaan(ユザーン)
https://twitter.com/u_zhaan/status/985135627153764352