『ことばの政治学』四(閑人亭日録)

 永川玲二『ことばの政治学筑摩書房1979年初版を少し読んだ。

《 たしかにむずかしいところもある。鉛筆を三本までまぞえるにも、イッポン、ニホン、サンボンと毎回発音が変化するし、人間のひとり、ふたりはやまとことば、 三人以上は原則として漢数字。ただし四人はシニンではなくヨニンであり、ときにはヨッタリと発音する。ペンギン鳥、駝鳥のたぐいは、あれはイチワか、イッピキか、 それともイットーなのだろうか。 》 201頁

《 ジューバコ嬢が自分のオフィスの電話ために考えたせりふは「ヨーロッパ・オー・サヨーナラ」(四六八・〇三四七)だったという。この習慣のおかげでぼくたちの あたまのなかには、歴史年代などをふくめて有用、無用の長い数字がぎっしりつまっているらしい。 》 202頁

  昼前、友だちの沼津市の友だちが来訪。友だちと源兵衛川最上流部を案内。えらく喜ばれる。
 午後、友だちと雷井戸の整備のお手伝い。あれやこれやで二人ともお疲れモード。読書はろくに進まず。

 ネット、うろうろ。

《 「絶対、負けられない闘いがある!」
  「2021本土決戦!!」
  「世界中から選りすぐりの変異種が集う!」
  「Tokyo V輪!!」 》 猟奇の鉄人
  https://twitter.com/kashibaTIM/status/1326970478418743296

《 「理想を持ち続ける」ということは「現実に違和感やら怒りやらを感じ続ける」ことなので、体力やら根気やらが必要なんである。 》 らめーん
https://twitter.com/shouwayoroyoro/status/1327031343469928449

《 自分の器を理解してなお理想を持ち続けるのは、現在の自分を叩き続けることでもあるので、一層難しい。中年が現実迎合的になるのは、それ故であろう。 この段階を超えるには、現実を見つつ受け容れないという程良いバカさを持つのが良いと思う。 》 らめーん
https://twitter.com/shouwayoroyoro/status/1327032846381240321

《 しばしばアート作家においては、大地/地球の歴史と、自らの生理に表れる生物の歴史が、並行して語られる。しかしながら、その手の言説は〈方便〉と ならざるを得ないし、作品の説明にもならない。ゆえに作品にとって安全な言説として用いられる。 》 中島 智
https://twitter.com/nakashima001/status/1327137577783201794

《 およそ「作品のコンセプト」などと云われている言説とは、「作品の解説」とは関係ない。その関係なさによって、作品は「解説/解釈」という位相から護られる のである。「一般言語/一般表象は、個的文脈/一回性の実存には届かない」という性質を、逆説的に利用した、一般言語による作品空間の守護。 》 中島 智
https://twitter.com/nakashima001/status/1327143206929231873

《 人事を通じて圧力かけられるとわかっているから(その成功体験が前政権からあるから)NHKには安心して出られる……はずだったが、予定とは違う厳しい質問が来て それに対応できる説明能力やアドリブ力もなく恥かかされたと激怒する狭量な為政者を我々国民の半分近くは支持しているという地獄絵図です。 》 津田大介
https://twitter.com/tsuda/status/1327110466707939329

《 東京「昨日、日本医師会中川俊男会長が記者会見で、”第三波と考えてもよいのではないか”との認識を示した。政府として、第三波についての認識はいかがか」
  カ「第一波、第二波ということについて、あの、具体的な定義をおいているわけではありません」

  なんなんだろうね…この政府は… 》 SHIN∞1
https://twitter.com/shin19infinity/status/1326839425037291520

《 ガースーって地雷を上を厳選して歩いてんのか? 》 津原泰水
https://twitter.com/tsuharayasumi/status/1327356621823963136

《 「恋のグリーン・ライト」
  歌:アワータウン
  作詞曲:Mark Goldenberg・William Empson
  「タカラCANチューハイ」 CMソング
  CMモデル:ジョン・トラボルタ 》 二十世紀少女
https://twitter.com/20ct_sohjo/status/1327218476419694592