『雪月花の心』再読・二(閑人亭日録)

 栗田勇『雪月花の心 Japanese Identity 』祥伝社昭和62年6月10日発行の再読を進める。

《 また、今残っている伊勢神宮は、1200年の形をそのまま伝えていると言えます。(引用者・略)
  つまり、20年ごとに伊勢神宮は古くなっても新しいままでも、壊れても壊れなくても、定期的に建て替えます。(引用者・略)
  パルテノン、ローマの神殿、ゴシックの教会などは石で造られ、その建物自体が年月を超えて永久に持続しています。しかし、日本人は初めから神殿をひじょうに壊しやすく造り、テンポラリーに壊して同じものを建て替えるという方法を採りました。つまり、実体は違うけれども、モデルとシステムを保存し、その物自体は変わっても、同じ神殿が永遠に続くという方法を選んだことになります。
  このような考え方は、先端科学技術にも、きわめて暗示を与えるものだと思います。 》 70頁

 朝、源兵衛川上流、蓮馨寺横の茶碗のカケラ、ガラス片を拾う。重くなって終了。ここは今季終了かな。帰宅。汗~。ォーヒーを淹れる。
 昼前、三島市議会選挙の期日前投票を済ませる。本屋へ寄り、本を注文したついでに本棚を見やると、村上春樹『街とその不確かな壁』新潮社 発行 二○二三四月一○日が目に留まる。仕方ない。購入。

 ネット、うろうろ。

《 ねじり込んだらあかんよ! 》 ドーナツてるの
https://twitter.com/sheepmandonuts/status/1648642215064010754

《 倉俣史朗さんの手がけた、現存する数少ない空間。静岡のBar COMBLE。ご事情で永らくお休みされていたのですが、本日より再開されたとのことで伺いました。
  静岡に移住してから9年待ったよ!うれしいいい 》 matsuoespresso
https://twitter.com/matsuoespresso/status/1648630411944423424