『仮面物語』(閑人亭日録)

 国書刊行会から復刊されたのを機に、山尾悠子『仮面物語 或は鏡の王国の記』1980年2月29日 第1刷を四十年ぶりに少し再読。冒頭一行から惹き込まれる。
 https://www.kokusho.co.jp/np/isbn/9784336075031/

《 尾を落として、滑るように進んでいく虎の後ろ姿が、視野の中央にある。 》

 同じ頁の次の段。

《 ……そんな気配の中を、黙ったまま、虎を前に行かせて歩いている。 》

 緊迫、切迫した気配が、場面が変わっても変わらず続く。以前読んだ時のことは記憶に浮かばない。巧緻な文章で、一気に読み進められない。途中で頁を閉じる。じつに面白い。が、疲れた。が、面白い。

 ネット、うろうろ。

《 ははは。ついに現行システムの改良ではどうにもならない欠陥を公に認めた事になる。つまり現マイカは超絶危ないのだ。そしてまた莫大な税金をぶち込み、誰かが潤うのだろう。いい加減にして欲しい。

  2026年中にセキュリティーを高めた新しいカードの導入を目指す 》 清水 潔
https://twitter.com/NOSUKE0607/status/1664147002085756929

《 なんで、自民党政権マイナンバーを押し進めるのか。

  めちゃくちゃ分かりやすい利権構造なんですよ。 》 やす
https://twitter.com/hmpjmmwdqtdt/status/1663756860871307265

《 原発「60年超運転」法が成立 自公維国などが賛成 電力業界の主張丸のみ 福島事故の反省と教訓どこへ 》 東京新聞
https://www.tokyo-np.co.jp/article/253622

《 「100年の大計」というが、この国会での議論を見ていると「3年の見通し」すら危うい。将来の混乱や不利益を予想しても「止まらない汽車」のように規定路線を突っ走る。それでいて、政策決定の当事者性が政治家に感じられず、異を唱える官僚も出てこない。残されているのは、世論がブレーキを踏むこと。 》 保坂展人
https://twitter.com/hosakanobuto/status/1664050366982545410?cxt=HHwWhIDTxcC_8pcuAAAA