『椿の海の記』
石牟礼道子『椿の海の記』朝日新聞社1976年初版を少し読む。
《 朝の磯の静けさを椿の花々が吸っている。ここらの磯のきわの岩清水には、女水(おなごみず)と男水があり、ホキナジロの岩床の上に湧く水は、男水である。 原生種の蜜柑が、岬のむこうの崖の岸壁の上にいっぽん生えている。その野生の蜜柑のずうっと下の、岩の割れ目の水は女水で、かすかな青味を帯びて沈みこみ、 それは甘くやわらかい味がした。 》 8頁
昭和の時代知人の運転で、駿東郡清水町の柿田川の湧水とその北、駿東郡長泉町の山奥の水神さんの湧水とを飲み比べたことがあった。柿田川の湧水はやわらかい。 水神さんの湧水はキレがある。地下水(柿田川)と岩清水(水神)の違いかなあ、と話した。利き水、またやってみたいな。富士山、愛鷹山、箱根山の湧水の利き水。 箱根山は知人が西麓(三島市)に二百メートルの深さの井戸を掘っている。以前味見したときは純水といった印象。
昨夜は嬉しいネット情報(選挙じゃない)が届き、なかなか寝付けなかった。ネットの情報はこまめに見ておくものだと実感。夜半から朝、雨。東京新聞の運勢。
《 雨が爽やかに心を落ち着かせる。落ち着くほど運は順に巡る 》
落ち着け~。
午前、用事を二つこなして自転車で帰宅途中、番の燕が軒下で巣作りをしていた。
昼過ぎ、雲行きが怪しいので洗濯物を屋内へ。体も怪しいので昼寝。一時間ほど寝て窓の外を眺めると傘、傘、傘。道路が濡れている。あれま。にわか雨。
近所のVia701で用件が済んで係の女性から「二階のギャラリーのミニアチュール展が面白いですよ」と勧められる。ポスターや案内ハガキには惹かれないが行ってみた。 大きめの額入りの絵が2000円。額入りのハガキ大の絵は二点で1000円。古希記念というが、瑞々しくのびのびとしていてなかなか面白い。二点1000円を購入。
http://www.via701.net/galleryinfo/11079
ネット、うろうろ。
《 神奈川県相模原市議選は劇的な幕切れとなった。最後の1議席に共産と無所属の候補が3158票で並び、クジ引きで共産候補が当選したんだ。共産候補は机に突っ伏し 「こんなに1票が重いとは思わなかった」と号泣、落選の無所属候補は「想定外で受け止めきれない」と肩を落としたという。投票には行こうね。 》 立川談四楼
https://twitter.com/Dgoutokuji/status/1115111175694372864
《 映画『ヒトラーVS.ピカソ 奪われた名画のゆくえ』 》 青い日記帳
http://bluediary2.jugem.jp/?eid=5441
《 ヤマザキのふんわり食パンはこんなにふんわりです。 》 マネークリッパー吉沢の写真
https://twitter.com/moneyclipper/status/1114804398691995648