2018-04-01から1ヶ月間の記事一覧

『現代詩コレクション』

塚本邦雄監修『現代詩コレクション』書肆季節社1990年初版を開く。ページ数865頁の分厚い本。ちょいと開いた頁の詩を読む。由利俊という人の詩「しるし」。 其処へ またも其処へ 目をやりみつめあうふたりは ぽつんと二本の樹になったようで こうもひたすら …

『松谷警部と目黒の雨』

平石貴樹『松谷警部と目黒の雨』創元推理文庫2013年初版を読んだ。 《 翌日早朝、青梅市郊外の多摩川渓谷「新ミタケ橋」下の岩場で、飛び降り自殺と見られる女性の遺体を発見。 》 44頁 味戸ケイコさんのお住まいの近くだ。 《 「……二十六ですけど」 「そう…

『ビブリア古書堂の事件手帖7』

三上延『ビブリア古書堂の事件手帖7』メディアワークス文庫2017年初版を読んだ。今回はなんとシェイクスピアの著作に関わること。ま、徳川家康と同時代人。 当時のことから話題にするんだから、栞子さんはなんとも歴女だ。ある意味、古書の改竄を巡る、息詰…

1818

午前、歯の治療を終える。ほっ。歯医者の電話番号が1818。イヤイヤと読んでいたら、いい歯いい歯だと教えられた。そうか。 昼前、注文していた本、レーン・ウィラースレフ『ソウル・ハンターズ』亜紀書房2018年初版帯付を本屋で受け取る。 http://www.ak…

徐々に元へ

こたつと暖房器具を片付ける。部屋が広くなる。体力の回復は、日常茶飯事をどれだけ疲れずにこなせるか、で判断できる。昨日は掃除の途中で息切れ。 きょうはいつの間にか終わっていた。でも大事をとって午後、帰宅後はしばらく蒲団で横になる。それが効いた…

春眠半日

豪雨の朝。身体から促されないけど、もう起きるか、と十一時間寝て起床。これで朝寝昼寝をしたら半日春眠だ。 朝食後、半時間ほど横になる。身体が軽くなる。コーヒーを一杯。雨が止む。強風。 昼前、晴れるにつれて元気が湧いてくる。太陽光発電みたい。カ…

一月と一日後

十時間近く寝て身体が促すので、蒲団にぐずぐすから起床。朝風呂につかる。わ、気持ちいい〜。食パンに無塩バターとブルーベリージャム。 久しぶりに美味と感じる。 掃除機をかける。途中でへたる。畳にべったり。志は持続しているけど、持久力は衰えたわ。…

一月後

昨夜、造形作家の白砂勝敏が富士宮のアトリエの裏山で採れた筍を茹でたものを持ってきてくれる。ありがたい季節の贈り物。 先だってまで東京神楽坂のギャラリーで催されていた個展とその前の大黒屋公募展の話を二時間ほど聞く。なかなか興味深い内容。敏感な…

松平修文さんを偲ぶ会

十一時間ほど寝た。体調がもどったようだ。汗をかいたので今年初めて朝風呂に入る。気持ち良いわ。 午前、近所のスーパーの前に人だかり。皆スマホを見つめている。ポケモンか。 昼、新幹線で東京・御茶ノ水での「松平修文さんを偲ぶ会」へ。早めに出て東京…

依頼は突然に

身体が復調してくると、いろいろ動いてしまう。昨日は朝から用事で自転車で東奔西走。なのに川へ入って草取りまで。おかげで良い子ではないのに早めに就寝。 毎日十時間ほど寝て起床。寝過ぎとは思うが。それにしても、動きすぎてはいけないと思う。思うだけ…

作業完了

昼前、用事の道すがらにあるブックオフ三島徳倉店へ立ち寄る。文庫本を五冊。一ノ瀬正樹『英米哲学史講義』ちくま学芸文庫2016年初版帯付、松尾由美『さよなら ハートブレイク・レストラン』光文社文庫2016年初版、三上延『ビブリア古書堂の事件手帖7』メデ…

トンボ飛ぶ

読書にも音楽鑑賞にも、知の駆動力が必要だな、と実感する日々。この三週間、本は殆ど手付かず。音楽も殆ど聴いていない。無理して読むことも聴くこともない。 徐々に慣らして(慣れて)いくしかない。知の休息か。あるいは痴の急速化、かなあ。老人力がつい…

雨のち晴れ

起きた時には止んでいた雨が、しばらくして降り出した。霧雨のようだけど、身体にまつわりつくような雨脚。春雨か。濡れてまでして外出する気にはならない。 昼前、電気屋さん来訪。階段と書庫の蛍光灯をLEDに交換。すぐ点灯、明るい。老後も安心。 午後…

「北斎と広重」再訪

友だちとMOA美術館の「北斎と広重」展へ。14日は知人の車だったが、きょうは電車、バスを乗り継いで物見遊山気分で。熱海駅近くの昭和風味濃厚な店で 腹ごしらえ。入ってくる客は「二階で話すから酎ハイを」とよく分からないことを言って二階へ。次の年…

検分、受け入れ

午前、中郷(なかざと)用水組合の人たちと源兵衛川の管理について現場を歩きながら検分、打ち合わせ。 午後、グラウンドワーク三島の農業部門の研修生受け入れ式に急遽代理で臨席。 二つの用をこなしただけでぐったり。蒲団に入る。先月よりは……回復してい…

「足の指が六本!!」

昨日の日録に”画集とはえらく違う”と書いた画集は、中学生の時に購入した『富嶽三十六景』講談社1964年初版だが、編者の言葉。 《 初刷の特色はその冴え冴えとした色調にある。 》 と記されているが、印刷と実物とはえらく違うのに驚いた。もう一冊、『東海…

「北斎と広重」

朝、源兵衛川、下源兵衛橋上流部で草取り。近所の方から脚立を借りて石垣の上部のヒメツルソバを駆除。水辺のミントを抜く。通りがかりの奥さんからミントを 所望される。お茶にすると、一本を持っていかれる。一時間あまりで土のう袋目一杯に。きょうはこれ…

アート・ダイヴ

一生懸命は、もともとは一所懸命だったという。一生でも一所でも、懸命に生きてきただろうかと、ふと自問する。人生前期、中期は懸命に来てきた、と思う。 そして現在。人生の後期(末期)は、懸命には生きていない。今懸命に生きたら、それこそ過労死になり…

エアコン交換

味戸ケイコさんの絵の拡大複製印刷を前にして思い出した。漫画家故つりたくにこさんの回顧展をK美術館で催したとき、入口正面奥に漫画の原画(彼氏運転の オートバイの後部に彼女が乗って、夜空を疾駆する絵)をコピー機で何倍にも拡大して張り合わせて展示…

拡大複製印刷

現代アート界では椅子でも額縁でもやたらに巨大化させてアートと称する商品が跋扈している。思い立って味戸ケイコさんの小さな絵、吉原幸子『クモンの空』 エルム新社1977年の表紙絵を、近くの写真屋さんに頼んでポスター大に拡大複製してもらった。縦15セン…

老人力で転倒?

日曜日、重いゴミ袋をさげて歩いていてこけた。とととと、前にころんだ。バタンと地面に倒れたが、両手が先に出て顔は無傷だった。周囲の人は驚いていたが、 何もなかったように立ち上がったので、関心はそれまで。老人力がついていたら、顔は傷だらけだった…

老人力?

朝、源兵衛川最上流部のヒメツルソバなどを抜く。土のう袋一杯になる。きょうはこれまで。これ以上やると、へたる〜寝込む。花粉症だったらできねえなあ。 やれやれ。コーヒーが旨い。 昼前、味戸ケイコさんをはじめ、溜まっていた手紙への返事を投函。 昼食…

回復する日常

昨晩から向かいの三石神社入り口で祭り囃子の練習が始まった。前半は子ども。後半は大人。調子が違うので見なくてもわかる。 朝、源兵衛川の月例清掃へ。早めに出て先に外来種のハーブを抜く。土のう袋三袋。やれやれ。目につく草はまだあるが、無理は禁物。…

日常の回復

身体を少しずつ日常動作に慣れさせる。掃除機をゆっくり動かす。掃除機は意外に腰を酷使する。普段の半分の速度で休み休み。ふう。 松岡正剛の近刊『デザイン知 千夜千冊エディション』の詳細情報に目が留まる。 http://comingbook.honzuki.jp/?detail=97840…

ほぼ恢復

昼、飛翔する二羽のツバメを今年初めて見た。 体調はほぼ恢復。が、気力欠乏。読書も音楽視聴もまだその気にならない。朝に続き、三時過ぎ再び雨。蒲団に入る。お蒲団はいい。これじゃあなあ。 ネット、いろいろ。 《 絵を描きながら、絵なんか描いていない…

ほぼ恢復、かな

一昨日の晩、ティッシュ用の化粧箱が古びて退色したので、外箱を廃棄。全面紺色の内箱をボックス額に見立てて、そこに10センチ足らずの板に描かれた木の実の絵を 一回り大きい裏板とともに収める。そんなモノを昨日、絵を描いた友だちに見せたら「あら、素敵…

復調間近

昨日までのくしゃみ鼻水、咳痰がほぼ解消。まだふらつく。洗濯だけして掃除は延期。ここで無理して動くと元の木阿弥に。 昼前、横になっていると頭皮〜顔〜首〜肩〜腕〜手指〜胴体〜膀胱〜腿〜脹脛(ふくらはぎ)〜足の指と、細胞が顫動しているのを感じる。…

まだ恢復途上

ひどかったくしゃみ鼻水、咳痰があまり出なくなった。水中から顔がやっと出た気分。しかし身体は重くぎこちない。じっと体調の恢復を待つ。 午後、友だちと談笑。葬儀のことで手一杯の彼女に好きな某白ワインを贈る。喜ばれる。お疲れさま(昨日のフェイスブ…

食欲恢復

体調はやや恢復しつつある。「!」なんて調子こいでるとまだおかしくなるからなあ。昼前、元気のいいうちに真冬の服を収納。 午後蒲団へもぐる。二時間程で起き出し、近くのスーパーへ。いろいろ買って、店を出て気づいた。大事なバカデカシュークリーム二個…

まだ恢復途上

朝食後再び蒲団へ。うつらつらとお昼。こんなに寝ていられるとは、やはり不調なのだろう。食料買い出し、昼食、洗濯物を取り込む。晴れて風があるから 乾きが早い。しかし、本を開く気力、音楽を聴く意欲はまだ出ない。手紙の返事も放置。パソコンでお馬鹿ネ…